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【 付属品 】
切り出し済みパネル ・ 補強用カーボン(500mmx1 50mmx3) ・
モーターマウント(30mmx30mm 材質:低発泡塩ビ板2mm厚 又は シナベニヤ2.5mm厚) ・
コントロールホーン ・ ピアノ線x1本 ・ ステッカー(紙ラベルシールインクジェットプリント)
【 製作に必要な物 】
カッター ・ 接着剤(エポキシ接着剤・スーパーX・木工ボンドなど、発泡スチロールを侵さない接着剤。 また、ホットボンド(グルーガン)もお勧めです。 ) ・ ラジオペンチ ・ ニッパー ・定規 ・ マジックテープ ・ 両面テープ ・ 梱包テープ など |
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【 推奨メカ 】
モーター: 7インチペラが回せる KV1500前後 20g〜40gのモーター
E-MAX CF2812-KV1534
2208-KV1450
E-MAX CF2805-KV1600
Hyperion ZS2205 KV1587 KV1430
プロペラ: APC7x5 7x6 GWS7035 など
アンプ: 20A以上 余裕を見て30Aぐらいかな
サーボ: 6gクラス 〜 9gクラスのマイクロサーボ2個
バッテリー: 800mAh11.1V〜1000mAh11.1V
*上記モーターで、APC7x6で、15A程度消費します。
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【 主翼補強 】
上反角を付けるため、500mmカーボンを 250mm x 2本 に カットして下さい。
キッチンバサミで簡単にカット出来ます。
*上反角なしの場合、カーボンをカットする必要はありませんが、上反角なしの機体は、
安定感がなく、落ち着きのない機体になります。 |
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主翼の罫書き線にカッターで切れ込みを入れ、カットしたカーボンに接着剤( スーパーX GPクリア などがお勧め)をムラなく塗り、差込み接着します。 |
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上反角を付け、左右の主翼を接着します。
上反角は、片側が翼端で約2cm程度 好みに合わせて多く与えたり、少なく与えたりして下さい。
主翼カーボンの表裏・主翼接合部分表裏に、梱包テープ(グラステープや繊維入り梱包テープ)を貼ります。
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主翼カーボンスパーの前後に、50mmの切れ目を入れ、50mmカーボンに接着剤を塗り差込みます。接着後、表裏に梱包テープ(グラステープや繊維入り梱包テープ)を貼ります。
角度が付いたものに、差し込みますので、少々出っ張りが発生しますが、無視しましょう。
基本的に、この2本のカーボンで主翼の接合強度を保持させるので、しっかりと接着しましょう。 |
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水平尾翼にカーボンを差し込んでいますが、接着はしておりません。
カーボンを抜き取ります。 |
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抜き取ったカーボンに接着剤を塗り、再度差し込み直して下さい。 |
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エレベーター・エルロンの 動翼を罫書き線に沿ってカッターで切り取ります。
ラダーは無くても充分飛行出来ますので固定です。 ラダーを付けたい方は、ご自由にどうぞ。
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エレベーターの動翼を先に差し込みます。
水平尾翼を先に差し込み接着してしまうと、後で動翼が入れれないので、注意して下さい。 |
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水平尾翼のセンターより、左右どちらかに2.5mmずれた状態で、罫書き線を入れています。 |
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水平尾翼を差し込んだ際、この罫書き線が、胴体パネルと重なるようにすると、丁度センターが出るように、2.5mmずらしています。 |
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水平尾翼の位置が決まりましたら、接着剤を盛るようにし、水平尾翼を固定します。
硬化時間が早いのでホットボンドがお勧めです。 また、時間は掛かりますが、木工ボンドやエポキシでもOKです。 |
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主翼に接着剤を塗り胴体パネルに差込み接着し、尾翼と同じように、接着剤を盛りように接着します。 |
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側板を接着します。 これにも、接着剤を盛って下さい。 |
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動翼が動くように、斜めにカットします。
動翼の両端も、1mm程度カットしておきます。 |
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動翼はテープ留め。
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主翼の裏側もしっかり接着しておきます。
これにも、接着剤を盛るようにします。 |
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これで、ボディーの完成です。
・・・が、台形のパネルがひとつ残ると思います。 |
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設計上は、胴体と主翼付け根に、貼り付けることで、主翼の剛性を上げる為の部品ですが、
左写真の取り付け方法より、下写真の取り付け方法の方が、主翼剛性が遥かに向上します。 |
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メカを積む前に、接着してしまうと、隙間に、配線を通したり、アンプや受信機を配置し難いので、メカを配置した後、最後に接着しましょう |
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取り付けた際、写真のように主翼から、はみ出た補強パネルは、はみ出た分をカットしてもOKです。 |
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【 モーターの搭載 】
30mmx30mmの 付属モーターマウントに、モーターを取り付けます。
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機体にモーターを取り付けるのですが、 ダウンスラストは、機体ボディーに約2度与えていますが、サイドスラストは与えていません。
モーターマウントとモーターを取り付ける際に、ワッシャーを1枚噛ますなどして、約2度程度のサイドスラストを与えて下さい。
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同じメカユニットを搭載しても、機体によっては、ノーズヘビーになりやすい機体、テールヘビーになりやすい機体とまちまちです。
バッテリー・アンプ・サーボ・受信機を テープなどで仮置きしながら、
重心(カーボンスパー位置)が取れるように位置決めします。
また、メカがセンターに配置出来ませんので、左右に振り分けて配置します。
極力左右の重量が均等になるように、もしくは、反トルクを考慮し、右側が少し重くなるように配置します。
例) バッテリー右 ・ 他のメカは、左
取り外す可能性がある、アンプ・受信機・バッテリーは、マジックテープで接着が良いでしょう。
サーボは、強力な両面テープでガッチリと接着します。 |
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メカの搭載が終われば、主翼上反角を確認しながら、主翼補強板取り付け接着します。 |
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エレベーターサーボ
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エルロンサーボ
この取り付けだと、着陸の際に、地面にサーボやエルロンホーンが干渉しやすいので、
他の取り付け方法を考えてみて下さい。
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【 舵角量 】
機種により、動翼の面積に大きく差があるのと、同じユニットを搭載しても、スピードが出る機種・出にくい機種と差が大きく、一概に「これぐらい 」って説明が難しい。
エルロン・エレベーターともに、動作量を上下5mm程度でフライトしてみて、動作量を好みに合わせて調整して下さい。
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【 重心位置 】
カーボンスパー位置を基準にして重心を合わせて下さい。
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【 メカ・バッテリーの配置位置で・・・ 】
バッテリーやアンプなど、重量物を翼下など、低い位置に搭載すると、横安定が上がり座りの良い機体になります。 逆に、重量物を高い位置に搭載すると、コロコロしやすい機体になります。
低速機の場合、低い位置に配置した方が飛ばし易いと思います。
スピードの出る機体は、少し高い位置(翼上〜側板下)が、ロール軸も通りやすく面白いと思います。
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【 速い機体・遅い機体 】
全長は、ほぼ全機540mmに統一していますが、翼面積の大きい機体、胴体面積の少ない機体など、機種毎で差があります。
同じパワーユニットの場合、空気抵抗が少ない機体ほどスピードが出やすく、空気抵抗が大きい機体ほどスピードが出にくくなります。 全機種、同じ厚みのパネルなので、表面積の大きい機体ほど空気抵抗が大きくなる為、パネル使用量が少ない機体ほど、スピードが出やすく、パネル使用量が多い機体ほど、スピードが出にくくなります。
また、翼面積が大きい機体は、パネル使用量が多くなりますので、翼面荷重が軽くなり、低速安定が高くなります。
パネル使用量は、少ない機体で、50g台 多い機体で80g台と、1.5倍ぐらい差があります。
練習用の飛ばし易い機体が欲しい方は、パネル使用量の多い機体がお勧めです。
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【 ラダー 】
短時間で簡単に作れて飛ばせるようにと割り切って、ラダーはなし です。
ラダーを付けたい方は、適当にラダーを切り取って付けて下さい。
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【 車輪 】
短時間で簡単に作れて飛ばせるようにと割り切って、主脚なしです。
99艦爆など、実機で固定脚が付いてる機体でも、主脚なしと割り切りました。
主脚を付けたい場合は、重心位置より3cmぐらい前から主脚が生えるようにすると良いと思います。 |
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【 逆ガル翼 】
Ju87スツーカ や F4Uコルセアなど、逆ガル翼が大きな特徴なんですが、
これを 「板翼で再現せよ」 と言われても、主翼強度面で不安が残るので諦めます。
主翼中央で上反角を付けたように、逆ガルも同じ要領で再現してみてはどうでしょうか。
(但し、逆ガル用のカーボンは付属しませんので悪しからず) |
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