ホームセンターで手に入るスチレンペーパー(デコパネ)を使い、安価で手早くラジコン飛行機が作れないか な〜と始めたデコパネ機、最近そこそこ飛ぶようになってきました。金額的な負担が少ないので仲間も参加しやすく、レギュレーションを決めてパイロンレース や空中戦などに最適。また、入門機としても、ジャンジャン落としても安上がり?コストパフォーマンスに優れた素材かなぁと考えています。
. Since 2004/03/15   
How to
■F-20 の制作方法  
[ フライトメカ ]
●スパン: 450mm  ●全長: 580mm  ●パネル重量: 約50g  ●飛行重量: 218g  ●モーター: GWSブラシレスGWBLM001(2205/15T KV2050)   ●受信機: GWS4ch  ●サーボ: GWS Pico 2個  ●アンプ: Phoenix 20A  ●バッテリー: HP-800mAh 11.1V(3セル)Lipo  ●プロペラ: GWS5043
[ 同梱部材 ]
●切り出し済みパネル  ●リンケージ用ピアノ線1本    ●コントロールホーン ●コックピット用のステッカー(紙製の粘着シートに印刷したものなので、梱包テープを上から貼って表面保護した後、カッターで切り出し貼って下さい)

[ 製作に必要なもの ]

●カッター  ●発泡スチロール用接着剤又は木工用ボンド  ●スーパーX接着剤又はホットボンド  ●ニッパー・ラジオペンチ  ●梱包テープ  ●両面テープ(強力なもの)  ●マジックテープ  ●発泡スチロール可能な塗料スプレー(水性スプレー推奨)  ●ハンドドリル又はキリ
機首に5mmパネルに3mmパネルを接着します。
3mmパネル側には、梱包テープを一面貼り付け補強した方が、墜落時に助かる確率が上がります。
主翼に先ほどの機首を接着します。
胴体側板を接着

*主翼とテール部分のパネルを先に接着しないように!
微妙な角度が付いてるので、先にフラット状態で接着すると、胴体3mmパネルが接着できません。 
テール部分を胴体3mmパネルの下面に合わせ接着します。

主翼をフラット状態に置いた場合、テール部品が後方に連れ、少しずつ高くなるのが正解です。
裏から見ると、主翼後縁部に、少し段差ができてるはず。
胴体前の溝に滑らすように差し込んでいく感じで、上部3mmパネルを仮配置して下さい。
*今、接着するとメカが搭載できません
尾翼を接着します。傾かないようにね!
機首側から差し込むようにして、3mmパネルを仮置きして下さい。 
3mmの機首側から胴体先端を少し越える辺りまでの、パネル裏側に梱包テープを貼り、補強しておくと墜落時に助かる可能性が上がります。
バッテリーを接続する際、ハッチから出し入れしないと届きませんでした。

胴体上部のパネルは、分割カットしてません。 丁度中央部を適当にカットして、ハッチにしましょう。
ハッチは、セロテープでその都度その都度取り外してます。

因みに、飛行中にハッチが飛んじゃうと、まともに飛行出来ません。


メカ・モーターの搭載が終わった後に、ハッチ以外の上部パネルを接着します。
3mmパネル同士なので、接着面積が少なく外れやすいので、セロテープなどを貼って、保険を掛けた方が良いかも。
リンケージは、ちびF15と同じですので、そちらを参照して下さい。

モーターの配置例

テール部分が重くなると、機種に同量のオモリが必要となるので、出来る限り軽量に仕上げた方が良い。

ペットボトルのキャップにネジ穴・シャフト穴を空けて、モーターを取り付けた後、
ボトルキャップにべっとりと接着剤(ホットボンドやスーパーX)を塗り、パネル(動翼のある5mmパネル側)に
1点接着で取り付けました。
接着剤込みで約3gと軽量ですが、テールを打つような難着陸の際の衝撃で取れ易いです。



他の、取り付け方法を色々と考えて下さいね。
写真では解り難いですが、ほんの少しスラストを付けましたが、この程度じゃ全く効果なし。

どれぐらいが適量なのか不明です。また、トルク対策にサイドスラストが効果的なのか、飛行の際に不都合が
生じないかも不明です。

この位置(上の写真の高さ)の場合、ダウンスラストは不要でした。
下面パネルには約1.5度の傾斜が付いていますので、胴体の横パネルを基準に合わせて下さい。
アップの舵角
ダウンの舵角 (アップ舵よりダウン舵の方が、効きが強かったので、少し少なくても・・・・・)
エルロン右 舵角
エルロン 左舵角

重要!

フルハイでエルロントリムを取り、降りてきたら、こんなに跳ね上がってました。

フルハイでトリム調整した場合、中速・低速では、反トルクが減少しますので、右に取られます。


初フライト時の着陸の際に、ハンドキャッチを試み、エルロンから手を離し取りに行ったら、コロンって・・・・
これじゃ、受けれないね。
バッテリーは、この位置で重心が合いましたが、着陸の際に、地面に干渉するかしないかなので、
もう少し後方が良いのですが・・・・・・・
重心位置は、主翼に罫書き線を入れています。
モータープッシャーの場合、反トルクが大きいので、手投げの際、フルハイで投げると、かなり左に取られる可能性があります。 少し絞り気味の方が良いかも。
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