ホームセンターで手に入るスチレンペーパー(デコパネ)を使い、安価で手早くラジコン飛行機が作れないか な〜と始めたデコパネ機、最近そこそこ飛ぶようになってきました。金額的な負担が少ないので仲間も参加しやすく、レギュレーションを決めてパイロンレース や空中戦などに最適。また、入門機としても、ジャンジャン落としても安上がり?コストパフォーマンスに優れた素材かなぁと考えています。
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How to
■くずF/A-18ホーネットの制作方法  
[ 機体代金・送料 ]
機体代金: 1700円 


[ 推奨メカ ]
●スパン: 500mm  ●全長: 600mm  ●パネル重量: 約65g  ●飛行重量: 220g〜250g  ●モーター: GWSブラシレスGWBLM001(2205/15T KV2050)  ●受信機: マイクロ受信機  ●サーボ: 10g以下のマイクロサーボ 2個  ●アンプ: モーター推奨のブラシレスアンプ  ●バッテリー: 800mAh11.1V  ●プロペラ: GWS5043 


*GWBLM001・GWS15Aアンプ・GWEP5043・HP-800mAh11.1Vの組み合わせで、
消費電流約10Aですが、余裕を持って15Aがお勧め。
バッテリーは連続20C放電なら、500mAh11.1VでもOKなんでしょうが、軽すぎて重心が合わないから。かといって、1500mAhとか大きいサイズだと、今度は飛行重量が重くなり、一層シビアになるので、700mAh〜1000mAh辺りがベストじゃないかな。
[ 同梱部材 ]
●切り出し済みパネル計15部品  ●リンケージ用ピアノ線1本  ●モーターマウント用の低発泡塩ビ板2mm厚(35mmx35mm)  ●フライングエレベーター用の部品(パネルに接着済み)  ●コントロールホーン ●コックピット用のステッカー(紙製の粘着シートに印刷したものなので、梱包テープを上から貼って表面保護した後、カッターで切り出し貼って下さい)

[ 製作に必要なもの ]

●カッター  ●発泡スチロール用接着剤又は木工用ボンド  ●スーパーX接着剤又はホットボンド  ●ニッパー  ●ラジオペンチ  ●梱包テープ  ●両面テープ(強力なもの)  ●マジックテープ  ●発泡スチロール可能な塗料スプレー(水性スプレー推奨)  ●ハンドドリル又はキリ
胴体の下面に合わせて、表裏に補強用パネルを張ります。

3mmパネル表面に、梱包テープを張って補強する事をお勧めします。
生存率がアップするのと、このパネル上に直接マジックテープを貼っても、直ぐに剥がれちゃう。
主翼を差込み接着します。

翼面積が小さく、翼弦が短いので、翼の付け根に負担が掛かりやすいので、
主翼のセンターに補強を入れた方が良いです。
養生テープやクロステープ・梱包テープなど5cm幅の伸び難いテープを、主翼中央から翼端に掛けて表裏同じ位置に張ると、主翼剛性はかなりアップします。
カーボンスパーを追加するのも良い方法ですね。

機首パネルの裏側に梱包テープを貼っておくと生存率が上がるので、面倒でしょうがお勧め。

角度出し用の治具を充てて、垂直尾翼にたっぷりと接着剤を付けて固定します。

完全に固定できたら、治具を取る外しますので、治具は接着しないように!また、治具を付けたまま飛ばさないようにね
底板は、メカ積みやメンテナンスを行う為接着せず、マスキングテープなどで止めるのがベスト

動翼を挿したら、ボディー完成!



プラモデルじゃないんだから、薄っすら適当に発泡スチロール用接着剤を塗っただけでは、飛行時耐え切れません。少々重くなろうが、パネル同士が当たる面には接着剤をしっかり塗って接着し、乾燥後には、ホットボンドや木工ボンドを盛るようにして接着します。

35mm低発泡塩ビ板にモーターを取り付けてベッタリと接着剤を塗って固定します。

噴出孔のパネルより5mm程度低い位置にモーターシャフトが来る感じ。
角度は、上下左右ともに0度

テールを少しでも軽くしたいので、マウントパネルの角を削ったり、モーターをマウントパネル際、モーター付属のネジじゃなく、3mmプラネジで取り付けました。
そこまでしなくても、重心は合いますよ。
アンプは出来るだけ前方に配置。

サーボは、水平尾翼の取り付け部から15cm〜20cm前かな。

リンケージが短いと、テールヘビーに陥りやすくなるけど、ピアノ線のたわみが少なくなるので、舵の遊びは減ります。リンケージが長いと、ピアノ線のたわみが出やすくなるので、長からず短からずが良い感じ。


モーターの反トルクで、左側に回ろうとする力が掛かります。右側にバッテリーを配置し、反トルクと反対側を少し重くすることで少し回避してますが、左右バランスを大きく崩すと、滑空時などモーターを止めた際は、重い側に傾くのでホドホドに



リンケージ方法は2種類あります。どちらでも構わないので、やり易いと感じた方を選んでください。




【 10mmx25mmの低発泡塩ビ板をガイドにする場合 】

横から見た場合、サーボホーン→ガイド→動翼コントロールホーン の高さのツラが一直線になる場所に、ガイドを立てます。

上から見た場合、動翼コントロールホーン→サーボホーン より内側になるように。
ピアノ線のテンションで、動翼を止める形になります。


下の写真では、動翼の裏側にホーンを立てていますが、動翼の上面が良いかも。
下側に付けた場合、着陸時にホーンを打つ可能性が出てきます。





【 ガイドにノイズレスパイプを使う場合 】

サーボ→ノイズレスパイプ→コントロールホーン の高さが一直線になるように、サーボの場所を決めます。
ピアノ線は胴体と平行となるように、ノイズレスパイプを主翼後縁に接着します。
コントロールホーンを立てる位置は、写真のように、丸棒ギリギリかな。


これで、ホーンに引っ掛けに行くと、丁度良い感じでテンションがかかり、動翼が抜け落ちない。



最近、私はこの方法が多いです。
理由は、ガイドがしっかり接着できるので、故障が少ないのと、サーボに掛かる負担が少ない感じがする。



動作角 アップ・ダウン

動作角 右・左
主尾翼の前縁後縁など切りっ放しじゃなく、前縁は丸みを与え、後縁は削って尖らせると、スピードは上がりますね。今回使用したパネルは、素子が細かいので、デコパネよりも薄く削れるので、後縁側はグライダーの如く尖らせて、梱包テープを巻くように貼って保護したら完璧かな。
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