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[ 推奨メカ
] ●スパン: 500mm ●全長: 550mm ●パネル重量: 約60g ●飛行重量: 200g〜300g ●モーター: GWSブラシレスGWBLM001(2205/15T
KV2050) ・CDモーター ・クイックQM1914-W20T3
など ●受信機: マイクロ受信機 ●サーボ: 10g以下のマイクロサーボ 2個 ●アンプ: モーター推奨のブラシレスアンプ ●バッテリー: 800mAh〜1200mAh 11.1V(3セル)Lipo ●プロペラ: GWS5043 (機体の構造上5インチ以下のサイズしか搭載出来ません。) |
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[ 同梱部材 ]
●切り出し済みパネル計11部品 ●リンケージ用ピアノ線1本 ●モーターマウント用の低発泡塩ビ板2mm厚(40mmx40mm) ●フライングエレベーター用の部品(パネルに接着済み) ●コントロールホーン ●コックピット用のステッカー(紙製の粘着シートに印刷したものなので、梱包テープを上から貼って表面保護した後、カッターで切り出し貼って下さい)
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製作に必要なもの ]
●カッター ●発泡スチロール用接着剤又は木工用ボンド ●スーパーX接着剤又はホットボンド ●ニッパー ●ラジオペンチ ●梱包テープ ●両面テープ(強力なもの) ●マジックテープ ●発泡スチロール可能な塗料スプレー(水性スプレー推奨) ●ハンドドリル又はキリ |
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胴体の下面に合わせて、表裏に補強用パネルを張ります。 |
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主翼を差込み接着します。 |
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5mm主翼と重なる部分も均等に接着剤を塗り接着します。 補強用のパネルに隙間が出来ないよう注意してください。
主翼の前縁側は3mmパネルに合わせて角度を決めます。 |
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胴体に対して、垂直になるように修正し接着します。 |
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水平板を差込接着します。
本体はこれでほぼ完成です。
ここまで10分あれば出来ますね。 |
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モーターのネジ穴に合わせて、低発泡塩ビ板に穴を明けモーター付属のネジでとめます。 発泡塩ビ板は、接着面をサンドペーパーで軽く慣らした後、スーパーX接着剤やエポキシ接着剤でしっかり機体に接着します。 主翼は3.5度傾斜しています。胴体の下部は水平です。サイドスラストは不要です。 モータースラストは、約1〜2度程度、プロペラ側が下がるように傾けます。 低発泡塩ビ板を垂直に立て、上側2箇所にワッシャー1枚を挟み込むと、丁度1〜2度のスラストが付きます。 (追記: モーターを主翼延長線上より、数mm〜5mm程度下げた位置だと、ダウンスラストはほぼ不要だそうです。ペラがいっそ下に出ますので、手投げ時に注意して下さい。)
搭載するモーターのパワーやペラの位置によって、若干変わりますので、フライト時の様子とトリム調整後のエレベーター量を見て修正して下さい。 エレベーターが大きく跳ね上がっている場合は、もう1枚ワッシャーを噛まして、スラストをきつく与え エレベーターが大きく跳ね下がっている場合は、ワッシャーを外し、モーターを水平に取り付けて下さい。
*GWSモーターは標準状態ではシャフトが反対側から出ますので、シャフトを取り外し、反対に差込みバックプレートタイプに変更する必要があります。 |
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サーボは両面テープ、受信機・アンプ・バッテリーはマジックテープで取り付けます。
パネルに直付けした場合、剥がれ易いので、取り付け場所に、梱包テープを広めに張り、その上から両面テープやマジックテープを貼って下さい。
構造上、胴体センターに配置出来ませんので、写真のようにメカ・バッテリーを左右に振り分け、出来るだけ重量バランスが均等になるよう心がけて下さい。
メカは出来るだけ、前方に配置した方が重心調整がやり易いですね。 また、メカ・バッテリーなども、出来るだけ重心位置近づくよう配置すると、縦安定が増します。
(追記: バッテリーをセンターに配置出来るよう胴体に穴を開け、左右のバランスを見て配置すると、更に良好になるそうです) |
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サーボは胴体外側でも配置出来ますが、見栄えはコチラの方が良いかな。 |
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サーボホーンが胴体に干渉しないように。 |
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尾翼をパイプに差込みます。渋い場合は、サンディングペーパーで軽く削り、スムーズに動くようにします。 コントロールホーンは、パネルにカッターで切れ込みを入れ、スーパーX接着剤を多めに塗り、差し込んで接着します。 コントロールホーンの頭が、丸棒の丁度センターになるように、また、約10度ぐらい内側に傾けて配置します。
*写真ではピアノ線が付いていますが、この時点ではピアノ線を付けないで下さい。
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尾翼は差し込んだだけで、ピアノ線のテンションで外れない構造です。 その為、リンケージ途中にテンションを与える為のホーンが必要になります。
サーボ〜コントロールホーンの1/3程度にホーンが来るようにします。
(追記: お菓子の袋止めなどに使う、ワイヤー入りのやつで代用できるそうで、かなり楽) |
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横から見た場合、リンケージが一直線になる場所。 |
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テンションを与える為、コントロールホーンより内側になるようにします。
*コントロールホーン側のピアノ線がL時に曲がっていますが、この時点では折り曲げず、長さ調整が出来るようにして下さい。 |
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サーボのセンター出しをし、尾翼は水平にした状態で、ピアノ線の長さを決め、L字に折り曲げます。 L字より少しきつめに曲げてください。
この機体で、一番時間が必要で、ちょっと難しいリンケージが終了しました。 |
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重心位置。罫書き線の後がみえるかな?
主翼への字の付け根の数mm前です。
テールヘビーになる場合は、機首に錘を付けるなりし調整して下さい。 |
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ダウン癖があるので、3〜5mm程度エレベーターをアップ状態で、リンケージを設定して下さい。 フライト調整後、エレベーターの跳ね上がり分で、癖が出る場合は、スラストを見直し、飛行時に、癖が出ない程度の跳ね上がり量に調整して下さい。
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エレベーターフルアップ状態。
これでも敏感に効くから、もう少し浅くても良いかな。
注)写真の状態では、少々敏感だと指摘を受けました。写真の8割程度でも充分OK |
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エルロンフル舵角。(
プロペラ後流が存在しませんので、舵は機速によって効きが変わってきます。 低速では舵が効くようにと、舵角を大きく与えてやると、スピードが出た時、舵は非常に敏感です。 私個人の好みは、「どうせ、超低速では舵の効きが悪いんだから、最高速時に操作しやすい舵角を与えてやって、低速は鈍くてもいい」との考えです。
まだ、敏感だと思う方は舵角を減らす。鈍感と感じる方は増やして下さい。
注)写真の状態では、少々敏感だと指摘を受けました。写真の8割程度でも充分OK |
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前縁が削ってあるでしょ。空気抵抗と乱流を防ぐ為です。 削らなくても違和感なく飛びます。 でもシャープに飛ばしたい方は、とっても面倒ですが一手間かけてやって下さい。
前縁は、角を落とす程度でOKです。
*角を落とす落とさないに関わらず、前縁保護の為2〜3cm幅に切った梱包テープを張って下さい。 太い雑草などで簡単に凹んだりします。
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後縁は、上下ともにシャープに削ります。 削ると舵もクイックに機速もアップします。 前縁よりも後縁を削るほうが、効果大ですね。ただ削り過ぎると、強度的に不安が出てくるのと、フラッターが起こりやすくなるので注意してください。
もちろん、水平尾翼も垂直尾翼も削ります。スピード重視の機体は、胴体内の段差も削ります。角と言う角全て削ります。サーボなどの配線も上からマスキングテープを貼り、遊ばないようにします。 同じ仕様の機体で比べた時、手を加えた機体と、加えていない機体とは大きな差が出ますね。
因みに、削り込むもうひとつの理由として、機体の軽量化です。削り込む事で、5g程度軽量化出来ます。 まぁ、5g程度なら、メカやバッテリーを軽い物に変更すれば簡単ですね。自己満足の世界です(笑) |
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最後に、底板を貼って終了です。 メカ積みよりも先に接着すると、メカの搭載時に苦労するので最後です。
接着して閉じちゃっても良いのですが、「外す時があるかも?」という事で、私はマスキングテープ派です。
手投げの際は、底板の前の胴体を持って、強めに投げる。プロペラには注意しましょう! |