ホームセンターで手に入るスチレンペーパー(デコパネ)を使い、安価で手早くラジコン飛行機が作れないか な〜と始めたデコパネ機、最近そこそこ飛ぶようになってきました。金額的な負担が少ないので仲間も参加しやすく、レギュレーションを決めてパイロンレース や空中戦などに最適。また、入門機としても、ジャンジャン落としても安上がり?コストパフォーマンスに優れた素材かなぁと考えています。
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How to
■F-117の制作方法  

[ 機体代金・送料 ]
機体代金: 2300円 


[ 推奨メカ ]
●スパン: 570mm  ●全長: 835mm  ●パネル重量: 約115g  ●飛行重量: 340g〜380g  ●モーター: E-MAX CF2812-KV1500  ●受信機: マイクロ受信機  ●サーボ: 10gのマイクロサーボ 2個  ●アンプ: モーター推奨のブラシレスアンプ(20A以上)  ●バッテリー: HP-LCL-950mAh 11.1V  ●プロペラ: APC7x5E


【 データー 】
上記メカ搭載で、最大15A・プロペラ回転数 11500rpm でした。






F-117、サイズが大きくパネル喰いです。機体で、通常の倍以上使い、製作の際に、隙間を埋めて綺麗に作る場合、ある程度の端材パネルも必要で、コスト面でデコパネじゃ到底無理でした。
・・・で、違うメーカーのパネルですが大人買いでパネル単価を下げる事ができました。
今回購入パネルがなるなるまでの、価格設定です。

【 搭載メカの試算 】
・モーター: E-MAX CF2812-KV1500  950円
・バッテリー: HP-LCL-950mAh11.1Vなど 20A放電能力があれば充分 4500円ぐらい
・プロペラ: APC9x5E  500円ぐらい
・サーボ: 10gサーボ 1500円ぐらいx2個
・アンプ: 20A 3000円〜4000円ぐらい
・受信機: 4ch 2000円ぐらい
合計、14000円〜15000円ぐらいかな。安いので揃えたら、1万円前後で揃うんじゃないの。 
[ 同梱部材 ]
●切り出しパネル ●リンケージ用ピアノ線 ●リンケージ用小物 ●端材パネル ●モーターマウント用の低発泡塩ビ板(35mmx35mm) ●キャノピーステッカー


[ 製作に必要なもの ]

●カッター  ●発泡スチロール用接着剤又は木工用ボンド   ●スーパーX接着剤又はホットボンド  エポキシ接着剤  ●ニッパー  ●ラジオペンチ  ●梱包テープ・クロス梱包テープ  ●発泡スチロール可能な塗料スプレー(水性スプレー推奨)  ●ハンドドリル又はキリ


主翼は4分割していますので、しっかりと接着剤(エポキシ・スーパーXなど)を塗り、平らな台の上で繋ぎ合わせ接着します。 接合部分の表裏に、繊維入り梱包テープや飛散防止フィルム・梱包テープ・養生テープなど、伸び難く粘着力のあるテープを貼ります。
このテープの接着力のお陰で、分割されたボデイーが耐えれると考えてください。

機首側は、ぐるりと裏面にまで巻き込む感じでテープを貼ります。
動翼か動くように、45度ぐらいでカットします。
私は、定規を当てて、カッターを斜めに傾け切りますが、切り過ぎるなんて事もありますから、サンディングボードで削るのが確実ですね。
梱包テープを25mm程度に切り、ヒンジ代わりに貼ります。
裏はこんな感じに、2〜3箇所ぐらい梱包テープを貼ります。

見やすいように、マスキングテープです。
ピアノ線に、付属のノイズレスパイプ50mmと25mmの2個を通して、ピアノ線の両端25mmを直角に折り曲げます。
サーボ側は垂直に立て、動翼側は水平になります。左右で折り曲げ方向が違いますので注意しましょう。


*ノイズレスパイプが、けっこう高くて、ちょっとでも使用量を減らしたいから、1本じゃなく2本に分割してるんです。

サーボ側は、折り曲げた位置ギリギリに置き、動翼側は、胴体から飛び出てたら格好悪いので、数mmはみ出る位置辺りで、テープで仮止めし接着剤でしっかりと固定します。
保険に、更に上から、テープで貼った方がベストでしょう。

ピアノ線の動翼固定には、クロステープを貼りましたが、下地にヒンジ用のテープが貼ってあるので、剥がれ浮きやすいので、ピアノ線が当たる部分1cmぐらいは、ヒンジテープを剥がした上からクロステープを貼るのがいいです。


垂直の切れ込み口に、パネルを傾けて差し込みますので、当たり前ですが無理が出ます。

@差込みに切れ込みを入れて折り曲げれるようにする。
A差込を45度ぐらいに斜めにカットする。

@Aどちらの方法でも構いません。無理なく差し込めるように、工夫してください。


三角形のパネルは、ハッチですので接着せず、角度を決める為に、ピンなどで留めます。




切り口は垂直なので、隙間が必ず空きます。
ここに、
@接着剤を流し込み隙間を埋め、接着する。
A短冊状に細く切った端材パネルと共に、接着固定する。
のどちらでもOK

@は、短時間で済みますが、綺麗じゃないですね。接着材も多く使い、僅かでしょうが重量面でも不利ですね。
A時間と根気を要しますね。

写真の3つ目が、ホットボンドを充填したもの。写真4つ目が、端材パネルで処理した物です。
これも、上と同じようにです。

機首の菱形を、約45度にカットしましょう。


尾翼の角度用のガイドです。

接着剤をたっぷり使い固定します。更に上から、接着剤を盛るように!
モーターのマウント。 盛り接着しましょう。


点検ハッチ用に両面テープを貼ります。

先っぽ、3cmぐらいでカットし、先は胴体に接着。
動翼と同じように、テープで留めて、動くように。


ここで、ボディーが完成です。
メカを積んでからの塗装は、大変なんで、ここで、塗装しましょう。
左右方向はセンターに、上下は干渉しない余裕を残して、主翼に近付けます。

この位置で、僅かにダウン気味の推進方向になります。
1度ぐらい、プロペラ側が下がるように、スラストを与えた方が素直ですね。
モーターをベースにしっかりと接着固定します。

リンケージピアノ線にノイズレスパイプを差し込みます。
太さ稼ぎです。
リンケージとサーボ軸が真っ直ぐに当たるように、サーボを両面テープで固定します。

収縮チューブを被せて、熱収縮させてください。
引っ張っても取れないか確認しましょう!
受信機・アンプはなるべく前に配置。
バッテリーは・キャビンの下辺り。


推奨モーター・ペラAPC7x5E・HP-LCL-950mAhで、
約15A・1100rpm少し でした。


真ん中に、付属では付いていないパネルが接着されてますが、
端材パネルを適当に切って、取り付けました。
(ハッチをどうするかで悩み色々と思案した名残です)

剛性面が少しアップするかも。

エレベーター舵角の設定


エレベーターのアップ ダウン


エルロンの舵角設定


ちょっと鈍いかな。もう少し舵角を取った方が良いかな。

重心位置: 主翼に罫書き線を引いています。

少し前気味なので、慣れれば少し下げても良いかなぁ〜
フルハイでダイブし、フルアップで引き起こす。数度やってますが、 パワーもあり重量もあるので、
頻繁にやれる程の強度は、ないと思います。 頻繁にダイブで遊ぶ方や、更に強力なモーターを搭載する場合などは、板カーボン5mm幅を前縁に張ったり、中央にカーボンスパーを通す補強をした方がベストですね。
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