|
[ 機体代金・送料
]
機体代金: 1900円
[ 推奨メカ
]
●スパン: 650mm ●全長: 480mm ●パネル重量: 約65g ●飛行重量: 220g〜300g ●サーボ: 6g程度のマイクロサーボ 3個 ●アンプ: モーター推奨のブラシレスアンプ ●プロペラ: 5〜7インチペラ
【 ノーマル 】
●モーター:20g程度のブラシレスモーターで KV1300〜KV1500辺り ●ペラ:6〜7インチ ●バッテリー:500〜800mAh11.1V enpower2204-KV1500
enPower2205-KV1500 等
【 ハイパワー 】
●30〜40g程度のブラシレスモーター KV1500前後 ●ペラ:APC7x4 7x5 7x6 ●バッテリー:800mAh〜1000mAh 11.1V A2208-KV1450 EMAX CF2812-KV1534 など
【 その他 】
●ミニグラやミニライナ ジェットプッシャー機に搭載したメカユニットそのままでも飛行できます。
速度はそこそこ出ますが、ペラ径が小さい為、推力が稼げず、上昇力はハイパワー機より劣ります。
モーター:GWBL001 Z1709 A2208-KV2600 A2212-KV2200など
ペラ:GWS5043やAPC5x5
ハイパワー機なら、全くストレスのない上昇力(垂直に延々と上昇します)とスピードが味わえます。離陸時は、ラフなスロットルワークだと暴れます。
ノーマル機は、垂直に延々と駆け上がって行くパワーはありませんが、大きなループぐらいは充分出来ます。この辺りのパワーがスタイルにマッチして良い感じです。
その他の、ミニグラなどに搭載したユニットを流用した場合、そこそこ良いスピードが味わえます。A2208-KV2600やA2212-KV2200なら、高翼機パイロンレースが出来そうです。 |
|
[ 同梱部材 ]
●切り出し済みパネル計9部品(うち2部品は接着済み) ●リンケージ用ピアノ線1本 ●モーターマウント・主脚用マウント用のシナベニヤ 2枚 ●コントロールホーン ●コックピット用のステッカー(紙製の粘着シートに印刷したものなので、梱包テープを上から貼って表面保護した後、カッターで切り出し貼って下さい) ●カーボンスパー5mm幅 x 550mm 5mm幅x50mm ●主脚用のアルミ&取り付けネジ
[
製作に必要なもの ]
●カッター ●発泡スチロール用接着剤又は木工用ボンド ●スーパーX接着剤又はホットボンド ●ニッパー ●ラジオペンチ ●梱包テープ ●両面テープ(強力なもの) ●マジックテープ ●発泡スチロール可能な塗料スプレー(水性スプレー推奨) ●ハンドドリル又はキリ ●主輪は付属しておりませんので、50mm〜60mm径のプラタイヤ又はスポンジタイヤをご用意下さい。
|
|
【 主翼の結合 】
本来なら、主翼1枚ものでお渡ししたいのですが、箱サイズの関係上、左右2分割となりました。
接着剤(発泡スチロール用接着剤・エポキシ・スーパーSUなど)で、主翼を繋ぎます。
上反角は0度(なし)ですが、メカなどが翼下に収まる為、翼下重量があり、0度でも飛行は安定しています。
どうしても、上反角をつけたい場合は、ご自身で考えて下さい。 |
|
主翼重心近くの罫書き線に、カッターを入れ、接着剤を塗ったカーボン(550mm)を差込み、主翼補強を行います。 接着が甘い場合や塗りムラがあると、主翼剛性が落ちますので、出切るだけ丁寧に行いましょう。 |
|
写真では、判別し難いのですが、3cm幅程度に切った、梱包テープ(繊維入りがお勧め)を、主翼結合部分に、グルリと1周貼ります。
|
|
カーボンスパー上にも、2.5cm〜5cm幅程度で、梱包テープ(繊維入りがお勧め)を主翼表裏に貼ります。
|
|
写真のようにキャノピーの全面にアールを付ける為、胴体パネルの角を落とす必要があります。カットせずとも完成はしますが、角が出っ張って不細工ですから、頑張って下さい。
胴体パネルの 3mmパネルが接着されている方が、胴体内側になりますので、
カットはその反対側になります。カッターで45度ぐらいでカットした後、サンディングボードで、ゴシゴシとするのが綺麗かな。
|
|
3mmパネルの小さな部品です。キャノピー全面部品と、ノーズの部品です。
写真上の 左側のパネルを手で曲げながら、浅いアールを付けます。
上から、シールを貼るので、カッターで浅く切れ込みを入れて、曲げても良いでしょう。
右側の部品は、そのままの状態で使いますので、曲げたり、紛失しないように! |
|
下準備は終わったので、接着剤を使わず、差込みとピン止めで仮組みを行いましょう。
仮組み状態を眺めながら、塗装デザインを決めましょう。
デザインが決まったら分解し、個々の部品ごとに塗装します。完成してから塗装するのは、結構面倒です。
塗装には、水性スプレーもしくは、水性塗料を使用下さい。。 油性スプレーやラッカースプレーなどは、パネルを溶かす溶剤が含まれていますので、溶けちゃいます。
付属の星ステッカーをマスキング代わりに貼って、塗装した場合、塗料が染み込んで、剥がした際に淵がガタガタになったりすると思います。 塗装後に貼っていますが、粘着力が少々弱いので、角など剥がれた際に、接着剤を薄く塗り、貼りなおしています。
|
|
【 ステッカーシール 】
上質紙のラベルシールで、雨など、水に濡れるとふやけます。
レーザープリンターでの印刷ですが、レーザープリンター専用ラベルシートを使えば、
トナーの載りも良く、耐久性が上がるのですが、 レーザープリンター専用ラベルシートが
余りにも高価なので、インクジェット汎用品を使ってます。
その為、トナーの載りが非常に悪いです。
キャノピーなど、黒1色ベタは、すぐ禿げちゃいますので、梱包テープを上から貼って保護する事をお勧めします。
現在使ってる、レーザーカラープリンターの保守期間が終われば、インクジェットプリンターを買う心算ですが、もう暫く先かな。 |
|
動翼を罫書き線に従い切り落とします。 ラダー固定の場合は、切り離す必要はありません。
干渉しないように、動翼の両サイドを1mmぐらい、カットしましょう。 |
|
【 ボディーの製作 】
主翼と尾翼を接着します。 水平尾翼・ 垂直尾翼が 必ず水平になるように! |
|
付属のシナベニヤの穴位置に、モーターのセンターが来るように、モーターを取り付けます。
この位置じゃ取り付けれない場合は、少しモーター位置を下げてください。
下げすぎると、プロペラと地面のクリアランスが減っちゃうので、ほどほどに。
それと、位置を下げることで、ダウンスラストが変わってくると思います。(そんな気がする)
モーターを取り付けたら、接着剤でガッチリとベースを胴体に固定します。
サイドスラストやダウンスラストは、そのままガッチリ付けたら、勝手に付いてる状態になるようにしてます。 フライトしてみて、足らない場合はワッシャーなどを噛まして、スラストを追加して下さいね。 |
|
先ほど残しておいたパネルは、ここに使います。
胴体底面がハッチになるので、ハッチにする必要はないので接着しましょう。 |
|
先ほど、手で曲げたパネルは、接着剤をつけて填め込みます。 |
|
胴体天板を接着します。 |
|
垂直尾翼も接着。 主翼・尾翼に対して、必ず垂直に立てましょう! |
【写真1】
【写真2】
【写真3】
【写真4】
【写真5】
【写真6】 |
【 ヒンジ 】
動翼テープ留めでも構いませんが、綺麗にステッカー貼ったのに、テープで台無しになるのが嫌なので、今回はヒンジ留めです。 勿論テープ留めでも構いません。
付属の、長細いシート(約2cm幅)を、正方形に切っていきます。
次に、角を適当にカットします。
エルロン・ラダー・エレベーターの動翼を30度〜45度ぐらいでカットします。
カッター一発勝負は、けっこう難しいので、サンディングボードで、サンディングが成型しやすいです。
【写真3】 では解り難いので、【写真4】のようにカットします。
【写真5】【写真6】のように、機体側にカッターで切れ目を入れ、【写真2】で作ったヒンジ両面に、
接着剤(木工ボンドがお勧め)を塗り、差し込みます。はみ出た接着剤は、拭き取ります。
【写真5】だと、エルロンに片側3箇所だけど、4箇所でも良い
エレベーターは、合計3〜4箇所、 ラダーは3箇所
因みに、ヒンジの材質は、ラミネートフィルムです。
接着が固まったら、動翼を当てて同じ場所に、カッターで切れ込みを入れ、
ヒンジに接着剤を入れて、差し込んでいきます。
ラダーを先に入れると、エレベーターが入れられないので、ラダーは最後です。
注意しましょう! |
|
ステッカーシールに、原寸図を印刷していますので、それに合わせて、アルミ板を曲げてください。 曲げるラインにペンチ等で掴み、グィっとやると簡単に曲がります。
*最初はアルミ板だけ、お渡ししようと思いましたが、2mm&2.5mmアルミ用ドリル歯が必要なので、私が穴あけを行いました。穴位置は、旋盤なんて持ってないので、どうしてもズレが生じてしまいますが、値段が値段ですのでご勘弁を!
アルミ板の曲げも、私が行おうとかと思いましたが、アルミ板のカット・穴あけ・曲げ・角度微調整すると、1個当たり20分〜30分程度要したので、労力的に無理!
曲げ&角度の微調整は、皆さんでお願い致します。 |
|
2mmネジ・ナットをアルミ板に取り付けます。
2枚のワッシャーは残してください。 |
|
タイヤの両サイドにワッシャーを入れて、ノイズレスチューブを差し、接着剤で抜け止めします。
タイヤは付属してないので、50mm〜60mm径 の スポンジタイヤかプラタイヤを用意して下さい。 因みに55mm径のタイヤで、7インチペラ搭載時 滑走姿勢で約15mmのクリアランスを確保した設計です。
アスファルトやコンクリートでの滑走の場合、スポンジタイヤだと、グリップ力が強くシビアです。
アスファルトやコンクリートの路面の場合、プラタイヤの方が、滑ってくれるので、滑走しやすいです。
土や砂地・芝などは、グリップタイヤの方が、滑走しやすいです。 |
|
2.6mmのネジで、主脚用マウントに取り付けます。
|
|
底板を罫書き線でカットし、前後底板を仮止めし、主脚マウントが来る位置をペンなどで
印を入れましょう。 |
|
マウントは、しっかりと接着します。
ハッチ用にタッピングネジで、低発泡塩ビ板と一緒にねじ込みます。
塩ビ板が、スライド出来るように、遊びを残しましょう。
|
|
梱包テープを表裏に貼って、上下に動けるように
開ける時は、塩ビ板を回して・・・・
閉じる際は、塩ビ板で抑える。
今回は、ハッチの製作までアドバイスするなんて、なんて良心的なんだろう(笑)
|
|
テール部分の底板を接着します。
左端(右端でもOK)から、2.5mmに、2〜3cm、ペンでラインを引きます。 |
|
【 ピアノ線 尾ソリ 】
幅、3〜4cm 高さ3〜5cm ピアノ線を写真のように曲げます。
ラダー連動の尾輪を付ける方は、ご自身で工夫してください。
・・・でも、少し走ると、直ぐにテールが浮くように設計してるので、滑走時は尾輪は、宙に浮いちゃって役に立ちません。ラダーで方向を決めます。 ・・・・なので、尾ソリで充分です。
なんで、テールが直ぐに浮いちゃうように設計したかと言うと、距離を走る滑走の為です。
滑走時に、お尻が浮かない状態で、ちょっと速度を出すと、機体が浮き上がっちゃう。
|
|
さっきのラインを引いたところに、カッターで切れ込みを入れ、ピアノ線尾ソリに接着剤をたっぷり塗り差し込みます。 オフセットする理由は、センターだと、5mmパネルが存在せず、ベースにならないから。 この2.5mmの位置だと、丁度5mmパネルのセンターに差し込めるのであります。
因みに、ここの接着には、木工ボンドが最適です。 木工ボンドの水分で、時間が経つとピアノ線が少し錆びを生じ、更に抜け難くなるんです。
途中でくの字に折り曲げる理由は、ショックを和らげる為。
お婆ちゃんの知恵袋みたい(笑) |
|
【 サーボの取り付け 】
サーボを胴体内に収めるスペースは充分あるんですが、この方が工作が簡単ですし、メンテナンスも簡単。 中に納めたい方は、自身で工夫してください。
バッテリーのスペースや搭載位置にも、余裕があるので、重心調整には困りません。
エレベーター・ラダーサーボを前の方に配置すると、ピアノ線が長くなり、撓みが出やすくなるので、ピアノ線が10cm〜15cmまでで収まる位置が良いでしょうね。
エルロンサーボは、主翼のカーボンより少し後方。
カーボンに掛らないようにしましょう。 |
|
【 重心位置 】
主翼カーボン位置が、丁度重心位置になります。
ハイパワーで重たい飛行機は、5mm程度前でも良いかも。
飛行重量300g前後なら、スパーより気持ち前
飛行重量250gなら、カーボンスパー位置
|
|
【 エルロン舵角 】
エルロンは翼端近くまである為、非常に良く効きます。
特に、ハイパワー機だと、低速時と高速時と、速度差が大きいので、スピードによる舵の利き具合は全然違います。 私は、大舵角・小舵角とスイッチで切り替えるようにしています。
写真上 :舵角大(上下ともに 5mm程度)
写真下 :舵角小(上下ともに 3mm程度)
ハイパワー機で、常にスピードを出して飛ばす場合は、舵角小ですが、
ノーマル機やハイパワー機での通常は舵角大で飛ばしてます。 |
|
【 エレベーター舵角 】
速度差による聞き具合は、エルロン程に、躊躇に出ないので、
これ1本でも大丈夫でしょう。
常にゆっくりな飛行しかしないのであれば、もう少し大きくても良いかな。 |
|
【 ラダー舵角 】
滑走時は、ラダーで制御するので、舵角が大きいとフラついちゃって大変です。
落ち着かす為にも、少なめで設定してます。
ナイフエッジは、これじゃ足りないので、写真下の舵角大
「稼動範囲全て」ですが、効きすぎです(笑) |
|
【 前縁・後縁 の削り 】
スピードを求める飛行機じゃないので、削らなくとも普通に飛んじゃいます。
・・・けど削る事で、空気抵抗が減るので、その分、小さなパワーで飛ばせます。
空気抵抗によるブレーキも減りますので、着陸のスロットルカットの際のブレーキも、少し穏やかになります。 手を掛けたら、手を掛けた分、良い飛行機になるけど、手間は掛かります。
お好きなようにして下さい。
|
|
【 パワーブランド 】
3セル 11.1V のリポで、消費電流5A〜6A以下ぐらいだと、5インチペラじゃ、離陸直後はフラフラで、かなりしんどいです。 最低でも6インチ 7インチペラがお勧めです。
10A近く流れるなら、5インチペラでも、そこそこ頑張ってくれます。
【 滑走離陸 】
早く上空へ上げたいのは解るけど、2〜3m走って離陸するのは、ちょっと無茶。
滑走で安定速度に達するまで、しっかりと地面で機速を上げて離陸しましょう。
【 ゆっくり飛ぶの? 】
軽さを追求したわけじゃなく、オーバーパワーで飛ばせるように剛性高い機体を目指したので、軽くプワプワは苦手です。 スパン650mmと小型で翼面積も小さいので、そこそこ元気なパワーブランド(80〜100Wぐらい)で飛ばすってのが、この機体にはベストな仕様です。
・・・ですので、入門・練習機としては、少々難しい機体だと思います。 |
|
|
|
|